サラリーマンは勉強する

取り柄のないサラリーマンの勉強記録

物差しの話

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定規

ブログを見てくださり、ありがとうございます。

さて、ちょうど今、地元の高校生が訪問介護の実習にきてくれています。
訪問介護の仕組みや制度、法律などお話しますが
それは時が経つにつれてあまり記憶に残らないと思う。
別に残らなくても構わない、大体、こんな仕事で利用者様のこんなところをサポート
しているのか、分かってもらえれば。
実習内容を考えていた時に
ふと、税理士の大河内薫先生のVoicyで
「自分が幸せと感じることが相手が同じとは限らない」という内容のお話をされていて
とても共感できた。前回の実習でも同じような研修をしてので
大河内先生の言葉をお借りして内容をアップグレードした。

結婚を例に出されていたが、
「結婚はいいぞ~」などよく聞くと思う。
もちろんいいこともあるし、結婚自体を批判するわけではないが
結婚して皆が幸せになるのか。というとそうでもない。

訪問介護というか介護という仕事も同じで
「高齢者の方はこれが好き」「ここをこうすればもっといい」など
自分の物差しで介助や援助、または声掛けすることがあるが
相手とのズレが生じることがよくある。
また介護の場合はご家族とのズレが生じることが多々ある。
まさに言葉遣いもそうで
仲良くなりたいから、親しい仲だから少し崩した話し方でもいいか。と職員は思っていても
利用者様や家族は「なにその言葉遣い?」って思うかもしれない。

利用者様やご家族の物差しもしっかりみて、
相手の物差しは自分とは違うんだぞ。と思いながら話してみましょう。